ピアノ発表会で聴き映えのする曲の選び方とは?(定番曲を選ぶと失敗する?)
- uichanjp
- 2025年9月16日
- 読了時間: 4分

ピアノ発表会で弾く曲を選ぶとき、あなたはどうしますか?発表会の定番ともいわれる人気曲を選んで逆に失敗してしまうこともあるので、曲目を決める前にぜひこの記事に目を通してくださいね。
ピアノ発表会で失敗した例その1:発表会の定番曲を弾いたのに・・・
大好きでかねがね弾きたいと思っていたショパンのノクターンは発表会用としても超人気の定番曲です。これならということで地道な練習を重ねて発表会本番に臨みました。ところが・・
会場の聴衆を前にした緊張感もあって左手の跳躍で音を外さないように力が入ってしまい、右手のメロディーが平凡になってしまったうえにところどころ音を外してしまいました。だれもが知っている曲だけに、少し硬くなったり音を外したりするとすぐに聴衆に気づかれてしまいます。
有名曲を選ぶときには、自分の技術力との釣り合いを考えて、余裕をもって音楽表現にじゅうぶん注意を払えるように気をつけましょう。
ピアノ発表会で失敗した例その2:まだ知る人の少ない新曲に挑戦したけれど・・・
だれでも知っている曲だとどうしても上手な演奏と比較されてしまうので、人に知られていない現代風の新曲を選んで発表会で披露しました。ところが・・・
多少間違って弾いても会場ではだれもそうとわからない、というのはよいのですが、やはり聴きなれない曲だと相当の表現力をともなわなければ聴衆に聴き入ってもらうのは難しい。何となく間がもたず、「早く終わらないかな」と思われているようでやりづらい結果になってしまいました。
個性的な選曲をする場合は、聴き手の関心をそらさずに緩急や間合いなどの表現力をぞんぶんに発揮できるよう、演奏を練りこんでおくようにしましょう。
ピアノ発表会でどちらの曲を選ぶにしても自信が持てないような時にはこれで解決!
有名な曲だとそれなりに難しい技術がいるし粗も目立つ、その逆に知られざる曲だと聴衆の関心をひきつけにくい。どちらをとっても八方ふさがりかと考え込むときには、有名曲をオリジナルよりもシンプルに弾けるように編曲した楽譜を探して発表会に使うのも一つのやり方です。
大きく分けると三つのタイプがあって、それぞれの曲名リンクをクリックすると楽譜と演奏例の動画がありますのでご参考になれば幸いです。演奏動画を確認してから決められるので安心です。
①それなりのテクニックを必要とするピアノ曲を元よりもかんたんにアレンジしたもの
(初・中級者向け)
左手の跳躍をほとんど無くしてメロディーなどの表現に心から集中して楽しく弾けるようにした編曲。格段に演奏しやすくなっているのに、簡略化しすぎてつまらないということがない。
②オーケストラ用の曲やピアノ協奏曲をピアノソロにアレンジしたもの
(中・上級者向け)
これらは元はピアノソロ用ではないため、発表会で弾こうという発想になりにくい面もあって、プログラムに載せれば「えっ!あれを弾くの?」とかなりのインパクトがあるでしょう。リストによるピアノ編曲などもあるにはあるのですが、これは超絶技巧の域にあってプロ級の腕前がないと楽譜の解読すらも難しいです。下記にとりあげたものはあまり難しくなり過ぎないように配慮しつつも曲の聴かせどころの雰囲気はしっかりと残されているので、発表会にもぴったりなのです。元は長大な曲でも数分間の長さにまとめてあり、途中で挫折せずに完成させやすい。
③童謡のようにシンプルな曲をピアノソロにアレンジし、初心者が発表会で弾くこともできるようにしたもの
習い始めてすぐの発表会ではとてもシンプルな曲を弾くのが当然ですが、シンプルなあまり「幼稚すぎる」感や「弾く感激が無い」ということがあってはもったいないですよね。こうした場合には、「弾くのも聴くのも楽しく技術的にはとてもカンタン」という楽譜を使うとよいかもしれません。




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