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ジャズのアドリブフレーズで半音が目立つのはなぜ?

  • uichanjp
  • 2025年11月23日
  • 読了時間: 2分
ブログ記事 ジャズのアドリブフレーズで半音が目立つのはなぜ?
ブログ記事 ジャズのアドリブフレーズで半音が目立つのはなぜ?

 ジャズのアドリブはとにかくカッコイイですよね。でも半音がたくさんあってコピーするのが大変で、自分で弾くのも難しいとは思いませんか?

 ところで、そもそもジャズで半音がたくさん出てくるのは、難しく見せて「凄い!」と驚かせるためでしょうか?実は私は長い間、そのように思ってきました。そして難しいことにあえて挑戦して、自分も難しいフレーズが作れるように頑張ろうと練習もしました。しかしジャズに目覚めてから約50年がたった今は、かなり違う視点からとらえるようになってきました。あの一見複雑に見えるフレーズは、かんたんなものをこねくり回して難しくしているのではなく、自然に湧き出る心の歌の「節回し」を楽器で表現するときに半音が出てくるのだと考えるようになったのです。

 ジャズの源流には、アフリカの心の歌があります。民謡です。日本の民謡ももちろん、どの文化の民謡にもそれぞれ独特の節回しがあって、ピアノのような鍵盤楽器が出すそれぞれの決まった周波数だけではなくてその周辺の微妙な高さの音でニュアンスを作ります。難しく複雑にふるわそうとしているのではなく、伝統を背景として自然に湧き出る節回しがあるのです。声を出して歌を歌えばそれは一目瞭然となります。

 そうした心の動きを楽器で表現しようとすれば、特に鍵盤楽器のようにきっちりと半音で区切られているものだと半音を織り交ぜていくのが当然の流れだと納得がいきます。だから、演奏する側としては難しく見せようという気持ちではなく、歌うという表現のあらわれとしていろいろな半音フレーズがでてくるという形を目指すことが大切ではないかと思われます。

 このように肩の力を抜いて自然な表現に心を注げば、やたらに凝ったようなしつこい半音メロディー過多に陥らずにすむだろうと考えています。

 ジャズを必要以上に難しく考えている方がおられましたら、この記事がご参考になると幸いです。

 

 
 
 

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